たのきんトリオ - ジャニーズ百科事典
ジャニーズ百科事典
BACK

たのきんトリオ

たのきんトリオとは、ジャニーズ事務所に所属していた田原俊彦(トシちゃん)、近藤真彦(マッチ)、野村義男(ヨッちゃん)の3名によるアイドルグループで、1980年代前半に大活躍した。  名称の由来は、田原の「田()」、野村の「野()」、近藤の「近(きん)」のそれぞれの文字を抜粋したもの。 旧グループ名は「悪ガキトリオ」。


目次



メンバー

  • た  - 田原俊彦 (1961年2月28日、横須賀市生まれ、甲府市育ち、B型、愛称:トシちゃん、イメージカラー:赤) リーダー

  • の  - 野村義男 (1964年10月26日生まれ、中野区出身、A型、愛称:ヨッちゃん、イメージカラー:青)

  • きん - 近藤真彦 (1964年7月19日生まれ、神奈川県大和市出身、O型、愛称:マッチ、イメージカラー:黄)


概要

  • 1979年、TBSテレビ『3年B組金八先生』の生徒役で3名揃ってドラマデビュー。

  • 翌1980年4月1日、当時ジャニーズ事務所が2Fに在った六本木のフォンティーヌビルの地下の劇場にて、3人の初イベント『金八トリオ・ファンの集い』を開催する予定だったが、会場から六本木の駅までファンで埋め尽くされるほどの、予想をはるかに上回るファンが来場したため、イベントは中止となった。

  • 続いて、フジテレビのドラマ『ただいま放課後』の撮影がスタート。 このドラマの中で、「悪ガキトリオ」というグループ名を命名される。 人気はますます加熱していき、放映回数も当初の予定より延長された。 また、雑誌『週刊セブンティーン』にも毎週登場するようになる。

  • 1980年5月5日、虎ノ門の久保講堂にて改めてファンの集いを開催。

  • 同年5月11日、神奈川県厚木市の本厚木にてテレビドラマ『ただいま放課後』の公開ロケが行われる。 ここで、“たのきんトリオ”のネーミングが12,000人のファンの前で初めて発表された。
    このトリオ名は、隔週刊の雑誌『プチセブン』(小学館)での公募によって決定したものだが、実際の発案者はジャニーズ事務所の社長のジャニー喜多川である。
    尚、『プチセブン』のライバル誌の『週刊セブンティーン』(集英社)は、“たのきん”の文字を使わずに、最後まで頑なに「悪ガキトリオ」の呼称を通し続けた。 週刊セブンティーンは特別編集の写真集を3冊も発売したが、そこでも一切「たのきん」の文字は使われていない。
    また、ドラマ『ただいま放課後』の中でも、役柄の名前がある以上「たのきん」と呼ぶ訳にはいかず、ずっと「悪ガキトリオ」と呼ばれていた。

  • 1983年8月28日の大阪球場コンサートをもって解散した。


受賞歴

  • 第18回 ゴールデン・アロー賞 話題賞 (1980年度、日本雑誌協会主催)
  • 第20回 ゴールデン・アロー賞 20周年記念特別表彰 スーパーアイドル賞 (1982年度、日本雑誌協会主催)


エピソード

  • 「たのきんトリオ」として正式な音楽ユニットを編成していた訳ではない。 3人揃ってレコーディングに参加した楽曲は、田原俊彦の『哀愁でいと』のB面曲『君に贈る言葉(アフター・スクール)』と、映画「グッドラックLOVE」の挿入歌『ときめきはテレパシー』の2曲のみである。

  • 当初ジャニー喜多川の中では、近藤真彦ではなく、金八先生のエキストラ出演者で田原俊彦とも親しかった児童劇団所属の椎野孝之(東京都豊島区東長崎出身、後にバイク事故で死去)を入れ、『たのしいトリオ』にするという案もあった(『二丁目のジャニーズ 最終戦争篇』 原吾一 著、1996年7月、鹿砦社刊)より。

  • たのきんの3人それぞれが、デビューした年の各音楽賞レースで最優秀新人賞を受賞している。

  • 1970年代のアイドル「新御三家」に例えると、田原俊彦が郷ひろみ、近藤真彦が西城秀樹、野村義男が野口五郎の路線をそれぞれ受け継いだ。(郷ひろみもジャニーズ事務所出身)

  • 日本でたのきんトリオが人気絶頂だった頃、某番組の企画で当時の日本でも人気のあったフランス女優のソフィー・マルソーに3人の写真を見せて好みを選ばせようとしたが、彼女は「こんな醜い男たちの中からでは、選びようがないわ」と言い放った。 そのVTRが流れた後で3人と対面し、番組には気まずい雰囲気が漂った。

  • ファンによるステージ用の応援コールも、それぞれに作られた。
    • 田原 - 「T・O・S・H・I スーパーアイドルLOVE俊ちゃん」
    • 近藤 - 「G・U・T・Sこんどーまさひこアダルトタッチのセクシーボーイ ま〜っさひ〜こ〜」
    • 野村(THE GOOD-BYE) - 「T・H・E・G・O・O・D・B・Y・E 只今グッバイ絶好調〜!」

  • 音楽番組でロケが行われた鉄道駅
    • 田原駅 (国鉄北条線 / 現:北条鉄道北条線 / 兵庫県加西市田原町)
    • 野村駅 (国鉄加古川線 / 現:JR西日本加古川線西脇市駅 / 兵庫県西脇市野村町)


主な出演作品

バラエティ番組

  • たのきん全力投球! (1980年10月9日 - 1983年3月27日、TBS)
  • スター千一夜 (1980年12月26日、フジテレビ) ゲスト出演
  • たのきんコンサート (1981年5月4日、NHK総合)
  • ピンキーパンチ大逆転 第1回 「前夜祭だよ!たのきんも全力で投球」 (1982年4月1日、TBS)
  • 桜中学大音楽会 〜 金八新八仙八貫八と138名の卒業生達 (1983年4月1日、TBS)
  • 突撃HOTスタジオ! (1983年4月20日 - 6月29日、TBS)
  • 笑ってポン! (1983年7月6日 - 9月28日、TBS)

テレビドラマ

連続ドラマ
  • 3年B組金八先生 (第1シリーズ) (1979年10月 - 1980年3月、全23話、TBS)
  • 3年B組金八先生 (第2シリーズ)
       (1980年12月26日、TBS) 第13話「同窓会・贈る言葉」にゲスト出演
  • ただいま放課後 (1980年5月26日 - 1981年3月23日、フジテレビ)
      田原俊彦(北川豪史役、15話まで出演)、野村義男(杉原忠雄役、15話まで出演)、
      近藤真彦(岡田達也役、28話まで出演)、松原秀樹(15話から出演)
  • 太閤記 (1983年4月20日 - 6月29日、TBS『突撃HOTスタジオ!』内ドラマ)
単発ドラマ
  • 爆笑ヤンヤン時代劇 「幕末 花の美剣士たち」 (1981年1月4日 テレビ東京)
  • 3年B組金八先生スペシャル (1982年10月8日、TBS)
  • 3年B組金八先生スペシャルV (1984年10月5日、TBS)

映画

  • 東宝映画 たのきんスーパーヒットシリーズ (全6作)

    1. 青春グラフィティ スニーカーぶる〜す (シリーズ第1弾、1981年2月11日) 主演:近藤真彦
    2. ブルージーンズ メモリー (シリーズ第2弾、1981年7月11日) 主演:近藤真彦
        監督:河崎義祐、出演:小松政夫、ミヤコ蝶々、司葉子、宍戸錠、ラビット関根(後の関根勤)、なべおさみ、三木のり平、ジャPAニーズ、他

    3. グッドラックLOVE (シリーズ第3弾、1981年12月20日) 主演:田原俊彦
        監督:河崎義祐、出演:真野響子、寺泉哲章、松尾嘉代、高橋幸治、桜井センリ、柳家小さん、ヒューマン・ラブ・スニーカー、他

        ※ 以上の三作はコバルト文庫にてノベライズもされた。

    4. ハイティーン・ブギ (シリーズ第4弾、1982年8月7日) 主演:近藤真彦
    5. ウィーン物語 ジェミニ・YとS (シリーズ第5弾、1982年12月18日) 主演:田原俊彦
        監督:河崎義祐、出演:ヒロコ・グレース、生田智子、津島恵子、檀ふみ、長谷直美、山村聡、他

        【同時上映】 「三等高校生」 主演:野村義男
        監督:渡邊祐介、出演:田中邦衛、岡田奈々、樹木希林、川ア麻世、早見優、シブがき隊、鈴木ヒロミツ、荒井注、西村晃、他 (田原と近藤の出演は無し)

    6. 嵐を呼ぶ男 (シリーズ第6弾、1983年8月4日) 主演:近藤真彦

  • エル・オー・ヴィ・愛・N・G (1983年12月24日、東宝) 主演:田原俊彦
       (※ トリオ解散後の作品。 近藤は友情出演しているが、野村は不参加)

ステージ

  • たのきんHOTライブ (1980年) 後にビデオ化

  • サヨナラ日劇FESTIVAL 〜 あゝ栄光の半世紀 (1981年2月11日、日本劇場)
      日替わりゲストとして、ジャPAニーズとジャニーズJr.を従えて出演。  当日は映画『青春グラフィティ スニーカーぶる〜す』の封切り日でもあったため、映画も特別上映された。

  • たのきんコンサート
      (1981年4月3日&4日、NHKホール。バックバンドはANKH) 後にカセット化
       【1981年5月3日にNHK-FMで放送された際の曲目】
      1. 贈る言葉
      2. ブラック・イズ・ブラック
      3. コール・ミー
      4. 哀愁メドレー (哀愁でいと 〜 レッツゴー・ダンシング 〜 ファンキー・モンキー・ベイビー 〜 ルイジアナママ 〜 哀愁トゥナイト 〜 哀愁でいと)
      5. スニーカーぶる〜す
      6. (MC)
      7. ??? (野村のソロ曲)
      8. ストリートレーサー
      9. ハットして! Good
      10. ブギ浮ぎI LOVE YOU
      11. ヨコハマチーク
      12. 恋=Do!

  • たのきん3球コンサート (1981年8月、1983年8月)


オリジナル曲

  1. 君に贈る言葉 (アフター・スクール)
      1980年6月21日。 田原俊彦のデビューシングル『哀愁でいと』のB面曲。 作詞:小林和子、作曲:宮下智、編曲:飛澤宏元。 企画:近藤真彦。
  2. ときめきはテレパシー
      1981年11月29日。 映画『グッドラックLOVE』の挿入歌で、サントラアルバムに収録。 作詞:宮下智、作曲:小田裕一郎、編曲:船山基紀。
  3. あ・ら・しのLong run
      映画『ハイティーン・ブギ』の挿入歌。 たのきん映画の中で田原俊彦が歌った曲を集めたサントラカセットアルバム『TOSHI THE MOVIE』(1983年10月5日発売)に収録。 歌っているのは田原俊彦と近藤真彦の2名のみ。 作詞:恩田久義、作曲:長沢ヒロ、編曲:大谷和夫。


ソノシート

  • たのきんフォノシート
      雑誌『ティーンアイドル』(1982年1月号)の付録として制作されたソノシート。 映画『グッドラックLOVE』のサントラを収録。


カセット

  • たのきんライブ ’81 (1981年7月8日、集英社)
      同年4月3日&4日にNHKホールで行われたコンサートを収録。 写真集付き。

      Side-A
      1. 哀愁メドレー (哀愁でいと 〜 レッツゴー・ダンシング 〜 ファンキー・モンキー・ベイビー 〜 ルイジアナママ 〜 哀愁トゥナイト 〜 哀愁でいと)
      2. スニーカーぶる〜す
      3. 月の灯り
      4. ある日曜日の出来事
      5. Rock'n Rollメドレー (恋のゴーカート 〜 悲しき雨音 〜 ハッピーバースデースウィート16 〜 ダイアナ)
      Side-B
      1. コール・ミー
      2. 雨が降ってきた
      3. ラストダンスは私と
      4. しらけちまうぜ
      5. ハッとして! Good
      6. ヨコハマ・チーク
      7. 恋=Do!
      8. 君にこのうたを


ビデオ

  • たのきんHOTライブ (1980年11月5日、ポニーキャニオン)
       同年8月25日に東京厚生年金会館大ホールで行われたコンサートを収録。
  • ヤングコミュニケーション’83 「3球コンサート 1983・8・28 大阪球場」


ムック、写真集

  • スーパーアイドルスペシャル (1980年8月、集英社、週刊セブンティーン特別編集)
  • スーパーアイドルの365日 (1981年1月、集英社、週刊セブンティーン特別編集)
  • たのきんライブ ’81 (1981年7月8日、集英社)
      同年4月3日&4日にNHKホールで行われたコンサートの模様を収録。 カセットテープ付き。
  • オリジナル・スペシャル写真集 (1982年4月、集英社、週刊セブンティーン特別編集)
  • THANK YOU PHOTO GRAFFITI (1984年3月9日、ニッポン放送出版)


派生グループ

たのきんトリオのパロディとして派生したトリオ。 いずれもジャニーズ事務所とは無関係。

  • イモ欽トリオ
      (後藤正、山口良一、西山浩司。 途中から後藤と長江健次が交替。 尚、「イモ欽」というネーミングは「たのきん」と「萩本欽一」からだけでなく、 坂本龍一率いる「YMO」からも引用されている。「YMO」が「イモ」と読めるため。曲の振り付けもYMOの真似をしていた。 そしてリリースした3枚のシングルの作曲者も、全てYMOの細野晴臣であった)
  • よせなべトリオ (上記「イモ欽トリオ」からの派生ユニット。 生田悦子、松居直美、小柳みゆき)
  • よめきんトリオ (正式名:いいとも婦人隊。 松金よね子、渡辺めぐみ、KINYA)
  • おさつトリオ
      (大村波彦、斉藤康彦、堤大二郎。 テレビドラマ『ただいま放課後』の第3部に生徒役で出演していた3人)
  • みわかんトリオ
      (テレビドラマ『太陽にほえろ!』の若手刑事役だった三田村邦彦、渡辺徹、神田正輝の3名)







出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より改訂
Text is available under
ブログパーツUL5

  

We welcome links from other websites.
Copyright of my site's all original sentences(c)Johnny's Encyclopedia. No rights reserved.

inserted by FC2 system